Photoshop CC

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Photoshop を含めた多くのAdobe製品がCCへ移行し、「さすがにこの課金方式はなぁ…」と思っていました。そこでLightroom に戻ろうかと試用版を使っていたのですが、試用期間が1週間を切りそろそろ買おうかという時にコメントを頂き変心しました。

なんどかCSからCCへの移行を促すメールがアドビから来ていましたが、どうもローンを払うような月払い式使用料徴収に抵抗感があり無視していました。コメントをくださった方によると…Photoshop CC のサブスクリプション購入をすればBridge CC も使えるし、しかも2台同時起動もオーケーだということでした。

う~む、それなら初年度の特別優待「1000円/月」のあいだだけでも使ってみる価値はあるかなと…。それで納得できれば次年度からは2200円/月を払おうかなと…。

昨夜インストールしたばかりなので使い勝手は不明ですが、Bridge に書き出し機能がなくなってしまったのはちょっと不便ですねぇ。ググってみると同じ不便さを感じている人は多いようで、アドビも改善すると言っているようですが…。この書き出し機能がないと、嫁さんにブログ用画像の作り方を説明するのが大変になりそう…。

ACDSee Pro 6を導入

ブセナテラスにて

どう考えても割高になってしまうCreative Cloudへの移行は諦め、Photoshop CS6 をそのまま利用することにしました。代替えとして導入したRAW現像ソフトでJPEGに書き出し、その後に必要ならばPhotoshop CS6で加工すれば十分です。

新しく導入を決めたソフトは『ACDSee Pro 6』。Ver.4まで利用していたのですが、バグが多くて使わなくなったソフトです。サポート体制が良いとは言えませんが、最新バージョンは現状でほぼ私の要望を満たす機能を網羅しています。

新型カメラへの対応を考えればSILKYPIXがイチバンなのでしょうが、どうも好みの色を出しにくいのが難点です。SILKYPIXは現行バージョンの正規ユーザーなので、必要に迫られればインストール、もしくは次期バージョンにアップグレードすれば良いなという感じです。Capture One ProとDxO Optics Proは何度チャレンジしても馴染めません。

対抗馬となるLightroomも登場したときからのユーザーですが、こちらもAdobeですからねぇ。ACDSee Proで大量の画像管理もできるので、Lightroomにこだわる理由もないかな…と。カタログファイルさえ作ってしまえば動作はACDSee Proの方が速いですし…。プリントアウトよりもブログへの貼り付けがメインになってしまった今、かえってACDSee Proの方が便利かも知れません。

…というわけで、この話題に関してはこれで打ち止めにします。

Adobe Bridgeの扱いが…

三余庵にて

AdobeからCreative Cloudへの移行を促すメールが来たので、つらつらとリンク先のウェブサイトを眺めていたのですが…『あぁ、こりゃやっぱりCC版への投資は無理だわ』と再認識することに…。

Bridgeの解説ページに「Creative Cloudでのみご利用いただけます」と書かれています。ということはサブスクリプション版のPhotoshopを申し込んでもBridgeは使えないということだと思われます。

我が家ではPhotoshopよりもむしろBridgeとCamera RAWを多用しているわけで、CC版で同じ環境を整えようとすると毎月5千円コース(初年度2200円)を選べってことですね。夫婦二人同時使用環境にすると年に12万円…そりゃあ無理です。我が家においては完全にファミリーユースの域を遙かに超えてしまいます。

過去のソフトバージョンアップサイクルが2年として24万円/2年だなんて…フルサイズ一眼レフでも20万円を超えるとひよってしまうのに…。多くのAdobeソフトを使いたい放題ですよと言われても、実際に使うのはBridgeとCamera RAWくらいです。月に数度Photoshopを使うとはいえ、対価を考えると割に合いません。仮に過去のバージョンと同じように2台のPC同時起動黙認してくれて、1ライセンスあれば良いという話でも、やはり2年で12万円というのは…それならカメラかレンズを買います。

CS6が今すぐ使えなくなるわけじゃありませんが、デジカメの商品サイクルを考えると数年後には新型カメラのRAWファイルを扱えなくなるでしょう。それが分かっていて使い続けるのも…。いよいよマジで乗り換えソフト選定に取り掛かりますか…。

大量の画像管理も同時に行えるソフトとなると…「ACDSee Pro」と「Capture One Pro」あたりしか思いつきません。どちらも旧バージョンのライセンスを持っているので、最新版へはバージョンアップ代で乗り換えられますが…。Capture One Proは初回読み込み時のデータベースファイル作成にとてつもなく時間が掛かることと相変わらずE-M5の動画をクリックするとエラーを吐き出すのが気に入らないので、ACDSee Proが最有力候補でしょうか。

とうとうAdobeが…

アドビって…

『え~っ、やっぱりそういうことになるわけかっ!』…(´Д`)

アドビが今後Creative Cloud以外でのPhotoshop提供をやめるらしい。いつだったかCreative Cloudのアンケートが来たときにイヤーな予感はしていたけれど、ついに来たかって感じ。「月ごとの課金販売だけになったら購入しない」と答えたのですが、そういう声は少なかったのでしょうかねぇ。これまでの遣り方から言ってCS6を使い続けるとCamera RAWを更新できなくなりそうな…。つまり新しいカメラを買った時点から現行のPhotoshop(Camera RAW)ではRAWが扱えないことになる。やっぱりアドビの商売ってのはいけ好かないねぇ…。

いくつかの情報サイトで「CS6のサポートは継続する」というAdobeの方針を報じています。本当でしょうかねぇ…いままでのAdobeを見ていると懐疑的になってしまいますが。個人的にはBridgeとCamera RAWの最新版が使えれば良いのですけど。

CS6ユーザーには優待料金が『初年度に限り』用意されるらしいが、規約を見ると個人で2台のPCへインストールしても良いが同時使用は禁じるらしい。かりに自分と嫁さんがPhotoshopを同時に使おうとすると、来年度からは1年で52800円を納めることになる。それほど高額なソフトを毎年買っているのと同じだと考えると…個人の楽しみのためにそんなこと出来るかって感じ。2年分の上納金で新型の中級一眼レフが買えるわけで、新型カメラを買って同梱ソフトを使った方が良いんじゃないかと思ってしまう。

ちなみに初年度は格安料金のサービスを用意します、あるいは単品のサブスクリプション販売もありますよと言われても、毎月使用料を納めるという方法はなんだか長期ローンを抱えているみたいでイヤすぎです。

Photoshop CCの手ぶれを見事に補正する機能は魅力的ですが、そのための出費と言うには高額すぎます。Lightroomも大量の画像管理にはカタログ分けをしないと快適性が損なわれますし、いずれはこれも課金方式の販売に…という予感もします。こりゃあもう完全にアドビにサヨナラですかねぇ。いっそのこと各カメラメーカーの純正ソフトだけにするか、代替えRAW現像ソフトに乗り換えですか…。昨日から試用を始めたソフトがかなり好感触なのも、こういうアドビの遣り方に対する虫の知らせだったのかも知れません。そんなに高額なソフトじゃないし(アドビの1/10以下ですぜ)、乗り換えてしまいますかねぇ。

この販売方法…ホントにAdobeにとって利益向上に繋がるんでしょうか。そもそも今回の件で乗り換えを考える私みたいなヤツはAdobeユーザーたる資格がないってことなんでしょうね。